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ホント、私個人の勝手な解釈ですが、

もし、薪ストーブを擬人化したとして、それを男性か女性かで考えると、やはり〔男性〕な個体が多いのですが、中にはいくつか〔女性〕な個体があります。(繰り返しますが、あくまで個人的イメージで根拠はありませんよ

今日、試運転させて頂いたドブレ700SLは、そんな(女性)の一人です。
しかも、MissでもMrs.でもなく、いうならば、La(女性定冠詞/仏語)ですかね。
ドブレストーブはノルウェー生まれのベルギー育ちです。フランスとは関係ありません。
でも、でも、私の中では、La 700SLさんなんです、一目見たその日から…
700SL R

なだらかな、天板の凸ライン、側面の透かし彫りのレリーフ、スリムな奥行き、メインドアレバーの機能美、ドブレブラックと呼ばれるグレーメタリックな優しい色合いのボディ色。
立ち姿までエレガントだな~。

700SL L

今回の施工は、
建築会社さんの都合で、煙突工事は、もともとお付き合いのあるストーブ屋さんが施工しました。
そして本体の設置のみ、ドブレの正規取り扱い店である弊社にご依頼を頂きました。
通常のストーブ工事の形としては、ちょっとイレギュラーなケースになりましたが、薪ストーブ工事熟練の建築会社さん(たぶん県下トップだと思います)だけあって、安全性もメンテナンス性もしっかりと考えられた煙突仕様になっておりました。
それなので、こちらも、安心して本体を納めさせて頂きました。

700SL正面

御影石の素敵なステージも広くて使い易そうですね。
薪やツール、灰バケツ等を置くと以外に狭くなってしまいがちですが、これなら悠々です。

また、現場も無垢の木材がしっかりと組まれた立派なお家でした。
今回は、まだ他の職人さんが大忙しで作業中。また、外は雨だったので写真が少なくてよけいに残念です。

試運転開始より1時間程経過すると、とても美しく優雅なオーロラ燃焼で、現場の皆さんをも魅了し、立ち会って頂いた奥様からも、「ビデオに撮りたいくらい炎が綺麗!」と、お誉めを頂き、ホント光栄でした。

ドブレの炎が引き合わせてくれた建築会社さんとのご縁、T様、ドブレを選んで下さり、ありがとうございました。
良き家族とお家に恵まれたこの娘(700SL)も来シーズンには、母親のような優しい温もりで家族を包み込んでくれる事でしょう、お楽しみに!

建築工事は、
「雑誌・チルチンびと」でもおなじみの【株式会社オオガネホーム】さんでした。
【関連記事/オオガネホームブログより】
専門家並みに薪ストーブに詳しい大金専務に脱帽です、この度はお世話になりました!

〈イシムラ〉

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2012.03.23 | 火男(ひょっとこ)日誌 | トラックバック(0) | コメント(0) |

今月の薪ストーブミニ体験会は、
  3月25日(日) PM 2時 ~   となります。
    (1時間から2時間予定)

ご参加の方のご都合によって、説明だけ聞ければ良いという方は1時間程度。
いろいろ質問をして、個別に相談もしたいという方は、お時間の許す限り・・・。

J&D

今回は、設置したばかりの ヨツールF3 も実演機に仲間入りです。

参加ご希望の方は、お気軽にお電話にてお申し込みください。

  TEL 027-362-7633


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2012.03.17 | 薪ストーブ(一般) | トラックバック(0) | コメント(0) |

横顔

ショップの実演機に新しく加わったストーブをご紹介します。
ヨツール F3 ブラックペイントです。


従来通りの実演機、ドブレ640CBの隣に並んで、炎の競演をご覧頂こうか!という魂胆です。
そうなんです、世界各国の数あるメーカーの中でも、炎の美しさでは太鼓判の2大ブランドですね。
J&D
今日、初火入れ。慣らし焚きです。
天板から上る煙が見えるでしょうか?最初の数回だけ、耐熱塗料の焼ける臭いと一緒にこんな煙が出るのです。
決して排煙漏れではないですよ

続いてディテールをいくつかご覧下さい。
本体両側面、天板すぐ下にある二箇所のイモネジを外側から六角レンチで緩めると、

イモねじ


簡単に天板が外せます!
メンテナンス性もバッチリですね。
天板下


後方上抜き口元を接続しました。
こうすることで、天板を広く使って煮炊きにも活躍します。
装着


<オマケ>普段見えない部分に、刻印が!
鋳物製品って、こういう箇所を観察すると、精度の良し悪しや品質が分ります。
norway.jpg


クイックベント(一次用給気)です。
ヨツールというと、単純明快なワンレバー操作がお気に入りですが、F3 は、焚き付け時に便利なこの給気ツマミがあります。
炉の下側から一気に新鮮な空気を吸い込んでくれます。
薪に充分に火が廻って温度が上がれば、閉めてしまっても構いません。
クイックベント


あとは、正面右上のレバーで二次燃焼用空気を調整するだけのシンプル操作です。
reba.jpg



そして、アッシュリップ。
ドアの開け閉めの時に灰が落ちるのを受ける役目なので、当然ここは灰で汚れますよね。
だけど、簡単に取り外しが出来るので、燃えている最中でも外して掃いたり拭いたりと、掃除が簡単で安全に行えるのです。
私の使っているF400や、他のクラッシクライン機種にも多く採用されている部分ですが、これがとても便利で
カタログには載ってない事、使ってみないと分りませんね。
アッシュリップ



今回、導入のF3ですが、
発売は1985年です。
すでに30年近くも、デザインを変えずに作られ続けている「ヨツールの傑作機」であり、看板機種なんですね。
パッと見は小柄なボディーなので、「熱量、大丈夫かな?」なんて思わせがちですが、実際に燃やしてみると、その能力の高さに驚きます。
何だかカロリー表示以上に暖かく感じるんですよね…私だけでしょうか?
また、ドア開口部こそ幅45cmに足りませんが、炉内は広がり45cm強の薪もちゃんと入ります!
ここもカタログには載ってません。
3番


調子に乗って、細かい箇所まで説明してしまいましたが、もっと知りたい方はお気軽にお声掛け下さい。
ドブレでもヨツールでも、奥底までご説明致しましょう
店では、初夏ギリギリまで、火を入れて体感して頂いていますので、ぜひ実物とご対面にお越し下さいませ。


<イシムラ>

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2012.03.16 | 火男(ひょっとこ)日誌 | トラックバック(0) | コメント(2) |

S邸 snap

新築住宅での火入れ式。
これから長~く付き合って頂く家族に、こんなに優しい眼差しで見守られ…、薪ストーブにとっても、晴れ舞台なのです。

ところが、この本体、実は新品ではありません。
旧宅にて10数年以上も家族を暖め続けてきた愛機が、新宅にお引越しした再出発の晴れ舞台なんです。

今回、S様邸からは、
「旧宅で使ってきた本体をそのまま使い続けたい。」

とのご相談を頂きました。
もともとは、
他店さんで施工された製品でしたが、このストーブに対するS様の思い入れの深さに共感し、煙突のみ新規で設置し、本体はメンテナンスと移動という施工でお世話になりました。
引越し前状態
旧宅から搬出の日。さすがに天板には錆びが出ています。
また、天板のすぐ下のレバー(一次燃焼用給気調整)も磨耗で機能しなくなっていました。
掃除機
工場に運んでまずは隅々までお掃除。
メンテ再塗装2
分解し、耐熱塗料で塗装します(ベルギー機と同じグレーメタリックです)、錆びていた天板は二度塗りします。
ドア塗装
ドアガラスも外してなるべく細部まで塗装、ガスケットロープも交換します。
メンテ 完了
給気レバーの不具合やその他機能部の点検修理も完了し、組み立てて…、新品のようになりました。
普段取り扱いのないメーカー製品でしたが、
本体が割れたりしていなければ、少しの消耗品交換や調整で蘇えるといった構造なので、基本は一緒です。

この、” メンテナンスし易いところ ”が、クリーンバーン機の良い所ですね!

S邸 gaikan
角トップも付いて建物の外観もきりっと締ります。素敵なお家ですね!
S邸2Fkara

S邸 1Fkara

断熱煙突の装い新たに、ドラフトも格段に良くなり以前のようにガラスも曇らなくなりました。
本体と合った煙突長さと、径、そして安全対策。現場ごとにそれぞれプランが違なります。
こうして、
素敵な新居にて、いままで以上の立派なステージを設けてもらい堂々と燃えるストーブを見ていると、
「やらせて頂いて本当に良かったね!」と、職人さんからも笑顔がこぼれます。
古くなっても直して使える生活道具って、こころまで温かくなってきますね。

S様、この度は貴重な機会を与えて下さり、有難うございました。
これからまた、何十年と大切に燃やし続けてあげて下さい。

今回の建築は、
有限会社鞍城建設さんの現場でした。
T監督、お世話になりました!

〈イシムラ〉




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2012.03.12 | 火男(ひょっとこ)日誌 | トラックバック(0) | コメント(0) |

美容室に納品させていただきました、ソファ<RK>をご紹介致します。

RIMG3312.jpg

お写真でわかるように、一人掛けのソファを特注で肩肘仕様にしました。

限られたスペースなので、サイドテーブルを挟んで使いやすそうですね。

内装のイメージに合わせ、フレームはウォールナット材をお選びいただき、
ファブリックは、上品なパープルに。

グレーのスペアカバーもお求めいただいたので、着せ替えをされたら
またお写真を撮らせていただきたいですね

RIMG3306.jpg
手掛け部分のたてスリットがスッキリとした印象のソファ<RK>

じつは、手掛けを片側にしただけではなく、お店で使うということを考慮して座り心地の
オーダーもしています。

本来は、背クッションだけではなく座面にもハンガリー産のスモールフェザーが
入れられたクッションになっていて、座るとふわっと空気が抜けて包み込まれるような
座り心地のソファなのですが、
今回は、美容室の待合い用に使用されるという事で、たくさんの方が出入りする場面では
ホームユースとは違い、フェザーのメンテナンスもまめにできないことを想定して、
高密度ウレタンのみの座クッションに変更しました。

この高密度ウレタンの座り心地も見事で、もっちりとしていて硬すぎず適度なバネ感をも
感じるのですが、バネが入っているわけではなく・・・

座りじわが気になる方にもおすすめです。

ウレタンソファの座り心地も、アーテリアの展示品でお試しいただけます


RIMG3307.jpg
ソファの間のサイドテーブルもオーダーさせていただきました。

とてもぴったり合っていて、(テーブルの天板の斜めのカット具合とソファのアームの
角度がバッチリ) まるでセット品かフルオーダー仕様のようですが、
アーテリアで展示しているリビングテーブルを基に、サイズオーダーしたものなのです。

RIMG3310.jpg


 アップビート美容室 様
  
  高崎市棟高町681-3  予約TEL 027-373-7867

   * 高崎渋川線沿い (イオンモール高崎から車で3分)


寒さもピークを過ぎて、お出かけするのが楽しみな季節になりますね。
ヘアスタイルを変えたくなる季節でもあるかな?

お近くの方は、ぜひアップビートさんへ

RIMG3316.jpg

道路からも少しだけソファのうしろ姿が見えるかも


アップビート美容室 群馬町店様 ありがとうございました。



(ogawa)



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2012.03.09 | お届け実例 | トラックバック(0) | コメント(0) |

hina_20120308181630.jpg


先週の日曜日、
設計事務所、「徳井正樹建築研究室」さんとのコラボ企画で、私の自宅を会場に薪ストーブ体験会を行いました。
徳井さんは、事務所は東京ですが、群馬出身・在住の方で、県内でも物件をたくさん手がけていらっしゃいます。

素材へのこだわりや、風土に根付いた本物の住宅づくりへの思い入れはハンパではなく、薪ストーブに関しても、
「まずは、自宅で実験してみて真髄を掴みたい」といったお考えで、実際のユーザーさんでもあります。
(今では実験はほぼ終了し、もっぱら楽しんでおられますが‥笑)

ですから、
単なる本体設置だけの設計ではなく、安全面、室内の熱循環はもちろんのこと、
薪をどこにストックして、どう運び込むか、断熱と蓄熱を如何に振り分けるかまで考えており、いわゆるカッコだけのデザインという仕事がありません。
それでいて結果、意匠的にもバッチリ決めてくれる!というセンスを持った建築家だと思います。

道具としての薪ストーブの性能と母体である住宅の相性がマッチした時、
「薪ストーブライフを楽しみきる家づくり」が初めて完成するのではないでしょうか。

私にとっても、出来そうで出来なかった「実際の家を使っての体験会」という企画を通して、改めてそれを実感としたイベントでした。


詳しくは徳井さんのブログ「小坂山日記」にてアップされていますので、ぜひご覧下さい。
コチラ→ http://iezukuri2.exblog.jp/17273009/

最後に、
過去に徳井さんが設計された店舗の「花扇」さんに、
オーダーして作って頂いた素敵なお花を頂戴してしまいました。
genn 008


良く見ると、花の容器が薪入れのウッドラックバケツのデザインに!
「石村さんのキャラクターをお伝えして作ってもらいました」って‥ホント細かなディテールまで気配りを頂き、びっくり感激です。

参加された方々も含め、この度は本当にありがとうございました。

<イシムラ>
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2012.03.08 | 火男(ひょっとこ)日誌 | トラックバック(0) | コメント(0) |

看板を設置しました。

ロード看板②

前回のブログの記事で書きました『高渋バイパス開通』により、
渋川方面からのアクセスが良くなりました。

そこで、高渋バイパス沿いのイオン高崎のところに、看板を設置いたしました。

ロード看板①

写真の右側が、ちょうどイオン高崎です。

左側に住宅展示場がありまして、そこに入る細い道の入口です。

看板の宣伝をするのもちょっとおかしな話ですが、どうぞよろしくお願い致します

この道をまっすぐ行き、国道17号(高前バイパス)とぶつかる交差点の
右側がアーテリアです


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2012.03.05 | お知らせ | トラックバック(0) | コメント(0) |

2012年3月4日(日) なが~い工事期間を経て、やっと全面開通になった
高渋バイパス。

アーテリアビルが建つ交差点も工事に絡んでいたので、ずっと見守ってきた感じです。
新しい道ができるのにあたり、移転したお店や住宅もありました。


時々撮っていた写真です。
RIMG0267.jpg
【 アーテリアから国道17号「問屋町入口」の信号を見たところ 】  2010年6月撮影
Mと書かれた黒い大きな看板があります。
その左のブルドーザーが動いているところに建っていたお店の看板です。
ちょうどこの看板の辺りから奥側へ道路ができました。

                
RIMG2221.jpg
  【上の写真の約1年後です】                       2011年7月撮影
信号の奥に、道路らしいものが見えます。

               
そして、ついに・・・
RIMG3282.jpg
 「開通式」って何をするのだろう? テープカットとかやるのかなぁ?

RIMG3284.jpg
アーテリアからは肉眼では全く見えなかったのですが、カメラをズームアップすると

群馬のアイドル 「ぐんまちゃん」 ではないですか


RIMG3289.jpg
 開通を待つ車の列かと思ったら、開通式に参列した方々の黒塗りの車みたいです。
 (歩道橋の向こう側)


RIMG3278.jpg
 『どこの交差点?』 と思わず聞いてしまいそうです   ご立派

 <アーテリア 4階屋上より>



 (ogawa)

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2012.03.05 | 日々のできごと | トラックバック(0) | コメント(0) |