
8月31日(土)より、ソファフェアを開催いたします。
今回は、新作のソファも導入し、よりじっくりと座り心地の比較検討を
お楽しみしていただけると思います。

現在、アーテリアで展示をしてお客様にお勧めしているアイテムは、
『Yチェア』 のように、すでに生産開始から半世紀以上が経ち、
さらに今後も作り続けられるであろう「北欧のデザイナーズチェア」や
私たちが 『一生モノのソファ』 と呼んで、デザイン・座り心地・耐久性・
メンテナンスにまでこだわった ”made in japan” のソファ。
そして、1年を通して快適にお使いいただける手織り絨毯 『ギャッベ』 。
どれも、【今】だけでなく、これから先もながく愛着を持って使い込んで
いただける家具たちです。
ソファフェアでは新作も登場しますが、現在アーテリアで展示している
『一生モノのソファ』に関しては、定期的に新作が出たり、
すぐに廃番になってしまったりというものはありません。
何度も来店してソファを検討されるお客様が多いこともあり、
「2年くらい前に来店した時にあの辺りに展示していたソファって・・・」
などの問い合わせもしばしばございます。
「常に新しいものをお客様に見せたい」、
「季節ごとに品揃えを変えている」というような回転の速いお店でしたら、
お客様が店頭で見た商品を半年後に問い合わせた時には、
「現在は取り扱っていません」「すでに廃番です」というような答えが
返ってくることが多いと思います。
アーテリアでは、できるだけ流行に左右されないものをセレクトし、
将来の買い増しや万が一の修理にも対応できることを心掛けて、
仕入れメーカーを選定しております。
たまたま今は展示していないモデルでも、ホームページで紹介しているモデルを
お気に入りいただいてお作りすることもありますし、
買い増しなどのご相談も多くいただいております。
*ただ、ソファの張地に関しては、イタリアの布地メーカーの都合で廃番になってしまうことがあるため
ご希望に添えない場合がございます。

日本人デザイナーが、日本人の体形・生活スタイル・住宅事情などを考慮してデザインし、
オーダーを受けてから、職人が一台一台丁寧に作りあげていくソファです。
これからソファの購入をお考えの方には、ぜひとも座り心地をお試しいただき、
こだわりの内部構造を説明させていただきたいと思います。
皆様のご来店をお待ちしております。
インテリアスタジオ アーテリア
群馬県高崎市緑町4-11-10 TEL.027-362-7633
■OPEN 11:00 - 18:00
■フェア期間中の店休日 水曜
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2013.08.30 | キャンペーン・フェア | トラックバック(0) | コメント(0) |
前橋市住川建築事務所様のご自宅にArtダイニングテーブルと
Yチェアをお届けしました。
座り心地をとてもお気に入りいただいたYチェアはオーク材、オイルフィニッシュ。
今回は4脚のお届けですが、将来的にはYチェアが6脚置けるよう、
ダイニングテーブルは、大きめの210cmでオーダーしました。
かなり大きめのテーブルですが、最初から大きめのテーブルをイメージして
設計されているので、ぴったりと納まりました。

そして、驚きだったのが、上に写っている『PH5』
住川様がご新婚の時に購入されたとの事です!(数十年前?)
50年以上前にデザインされたこの照明、今でもデザインが変わらずに
愛され続け、アーテリアでもとても人気があります。
今は少し仕様変更になっているので、初期デザインのままの
PH5はレア物です。アンティークで探している人も多いのではないでしょうか?
お届したYチェアとは、ほぼ同時期にデザインされたものですので、
雰囲気もぴったりですね◎

こちらは、一年ほど前にお届けした『ソファRK』です。
先日、替えカバーをご購入いただき、夏らしい爽やかな色になっていました。
座り心地もとてもお気に入りいただいているとの事。
実際にお使いになっている方からの満足の声は、とてもうれしいです。
ご購入時は、グレーのシックな生地だったので、かなり雰囲気が変わっています。
ソファの生地は、ブラウンやグレーなど、ベーシックな色を選ぶ方が多いのですが、
カバーが替えられるので、思い切ってこのような華やかな色にするのもオススメです◎

ソファの木枠と、テーブル、Yチェアの樹種を揃えているので、
とても統一感のあるお部屋になりました。
次はテレビボードをご検討中とのこと。
お気に入りの家具がすこしずつ増えていくのって楽しいですよね◎
ご自宅を設計された住川様、私がとても素敵だと思ったのは、こちらの建具です。
襖を閉めると、まるで一枚のように見え、圧巻です!

通常は左右の木枠が太くなるのですが、閉めた時に一枚に見える様に
計算して、設計されたそうです。
そしてこちら、木枠の網戸です!

網は真鍮のものを使用しているとの事。
建具は戸袋に全て収納できるようになっているので、
網戸だけにすると、風も通り、とても解放感がありました。

建具が全て天井まである事で、とてもすっきりとした印象の住川様邸ですが、
実は、天井が一般の住宅より低いそうです!
今は、天井を高くする方が多いようですが、敢えて低くする事で
建具を天井までバランス良く作る事ができ、家全体の印象がすっきりさせる事が
できる、とおっしゃっていました。
家の一部だけではなく、全体を見て設計されているのが、
さすが設計士の方のご自宅!と思いました。
そんなこだわりのたくさん詰まったご自宅に、アーテリアの家具を
お選びいただいた事、とても光栄に思います。
<すだ>
Yチェアをお届けしました。
座り心地をとてもお気に入りいただいたYチェアはオーク材、オイルフィニッシュ。
今回は4脚のお届けですが、将来的にはYチェアが6脚置けるよう、
ダイニングテーブルは、大きめの210cmでオーダーしました。
かなり大きめのテーブルですが、最初から大きめのテーブルをイメージして
設計されているので、ぴったりと納まりました。

そして、驚きだったのが、上に写っている『PH5』
住川様がご新婚の時に購入されたとの事です!(数十年前?)
50年以上前にデザインされたこの照明、今でもデザインが変わらずに
愛され続け、アーテリアでもとても人気があります。
今は少し仕様変更になっているので、初期デザインのままの
PH5はレア物です。アンティークで探している人も多いのではないでしょうか?
お届したYチェアとは、ほぼ同時期にデザインされたものですので、
雰囲気もぴったりですね◎

こちらは、一年ほど前にお届けした『ソファRK』です。
先日、替えカバーをご購入いただき、夏らしい爽やかな色になっていました。
座り心地もとてもお気に入りいただいているとの事。
実際にお使いになっている方からの満足の声は、とてもうれしいです。
ご購入時は、グレーのシックな生地だったので、かなり雰囲気が変わっています。
ソファの生地は、ブラウンやグレーなど、ベーシックな色を選ぶ方が多いのですが、
カバーが替えられるので、思い切ってこのような華やかな色にするのもオススメです◎

ソファの木枠と、テーブル、Yチェアの樹種を揃えているので、
とても統一感のあるお部屋になりました。
次はテレビボードをご検討中とのこと。
お気に入りの家具がすこしずつ増えていくのって楽しいですよね◎
ご自宅を設計された住川様、私がとても素敵だと思ったのは、こちらの建具です。
襖を閉めると、まるで一枚のように見え、圧巻です!

通常は左右の木枠が太くなるのですが、閉めた時に一枚に見える様に
計算して、設計されたそうです。
そしてこちら、木枠の網戸です!

網は真鍮のものを使用しているとの事。
建具は戸袋に全て収納できるようになっているので、
網戸だけにすると、風も通り、とても解放感がありました。

建具が全て天井まである事で、とてもすっきりとした印象の住川様邸ですが、
実は、天井が一般の住宅より低いそうです!
今は、天井を高くする方が多いようですが、敢えて低くする事で
建具を天井までバランス良く作る事ができ、家全体の印象がすっきりさせる事が
できる、とおっしゃっていました。
家の一部だけではなく、全体を見て設計されているのが、
さすが設計士の方のご自宅!と思いました。
そんなこだわりのたくさん詰まったご自宅に、アーテリアの家具を
お選びいただいた事、とても光栄に思います。
<すだ>
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2013.08.29 | お届け実例 | トラックバック(0) | コメント(0) |
僕の大好きな木版画です。

飯山英男さんという方の作品で、8年ほど前、飛騨高山で偶然出会いました。
他にコレクションがある訳では無いので、
こんな言い方はおかしいのですが「これが一番好き」なのです。
ちょっと寒い時期なのでしょうか、題の通り、星が綺麗に見える季節、裏の乗鞍岳を囲んで山々は真っ白です。
今日のようなうんざりする暑さの日、ふと眺めては、
「きっとこの家々の中、薪ストーブの炎が揺らいでいるのだ」と想像すると、夕食のテーブルを囲む笑い声が聞こえてきそうで、ホロホロした気持になります。
だからこの作品、他は知らないけど、「これが一番好き」。
ストーブユーザーさんなら、きっとこの気持ちがお解りでしょう、ご自宅の愛用の一台、まさにその境地ですよね。
「好き/嫌い」すごく人間臭く、勝手気ままな判断基準ですが、直感的に心を動かす感性、比較や分析にも縛られない自分だけの『ココロの物差し』。
時には、こんな柔らかな基準に自信を持って胸を張れるよう、さらに楽しく豊かな気持ちを育み、磨きをかけていきたいと願う今日この頃です。
それにしても凛とした冬の空気が恋しいです。

子供たちは、冬も夏も楽しい事がいっぱい、とくに夏は開放感満点です。


季節が巡って、肌寒くなり、自宅のストーブに火を入れるその日を想像しつつ、もうしばらくの間、この暑苦しい夏を楽しく健やかに乗り越えたいと思います。
暑中お見舞い申し上げます。
〈石村まなぶ〉

飯山英男さんという方の作品で、8年ほど前、飛騨高山で偶然出会いました。
他にコレクションがある訳では無いので、
こんな言い方はおかしいのですが「これが一番好き」なのです。
ちょっと寒い時期なのでしょうか、題の通り、星が綺麗に見える季節、裏の乗鞍岳を囲んで山々は真っ白です。
今日のようなうんざりする暑さの日、ふと眺めては、
「きっとこの家々の中、薪ストーブの炎が揺らいでいるのだ」と想像すると、夕食のテーブルを囲む笑い声が聞こえてきそうで、ホロホロした気持になります。
だからこの作品、他は知らないけど、「これが一番好き」。
ストーブユーザーさんなら、きっとこの気持ちがお解りでしょう、ご自宅の愛用の一台、まさにその境地ですよね。
「好き/嫌い」すごく人間臭く、勝手気ままな判断基準ですが、直感的に心を動かす感性、比較や分析にも縛られない自分だけの『ココロの物差し』。
時には、こんな柔らかな基準に自信を持って胸を張れるよう、さらに楽しく豊かな気持ちを育み、磨きをかけていきたいと願う今日この頃です。
それにしても凛とした冬の空気が恋しいです。

子供たちは、冬も夏も楽しい事がいっぱい、とくに夏は開放感満点です。


季節が巡って、肌寒くなり、自宅のストーブに火を入れるその日を想像しつつ、もうしばらくの間、この暑苦しい夏を楽しく健やかに乗り越えたいと思います。
暑中お見舞い申し上げます。
〈石村まなぶ〉
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2013.08.13 | 火男(ひょっとこ)日誌 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「古民家の改修の現場で薪ストーブを入れたい!」 ……この言葉をお客様から聞くと、胸がトキメキます。
なにより、古民家や日本の懐かしい情景、温かみのある営みそのものが好きなのです、とても。

子供の頃から、古い建築や民具、古道具などを見に行ったり、興味は尽きません。

古民家には日本古来からのファイヤープレイスである、囲炉裏があります。
この囲炉裏に代わって、薪ストーブが入り、もう一度本物の火を招き入れようとするのですから、
それはもう、わくわくせずには居られません。

築150年の農家、薪ストーブの導入は、今は亡きお母様の発意を受け継いでの施主様のご希望でした。
床を張替え、壁を塗り直し、サッシの断熱性を高めたシンプルな改修工事。
ご相談から10ヶ月を経て熟慮の末、選定された一台が、DOVRE760CBでした。

150年前の当時、竹とワラ縄で造った下地(竹小舞)に地元の泥を下塗りし、漆喰で仕上げた壁に、開口を作る。
輪郭の切り込みに沿って手作業で壁を掻き出す。
大胆かつ慎重に…、緊張感いっぱいの瞬間。


柱と柱の間隔は四尺(約120cm)。
耐食性のある栗材を耳付き板のまま柱間に渡して、煙突を支えるサポート金物の固定下地とする。
パッと見、元からあった梁のようです。建物のイメージを壊さないよう配慮する感覚は自然と沸くものです。
炉壁にはALC板を埋め込み、廻りの壁と同じく漆喰塗り。「和・素朴」を意識した計画です。

この横幅800mm弱にもなるドブレの最大機種、私は親しみを込めて、「ジャンボ」と呼んでいます。
敬愛するジョン・レノンが自身のギターを「ジャンボ」と呼んでいたことに因んでいます。
わたしの言う「ドブレ・ジャンボ(760CB)」ですが、
「JUMBO」の「J」は、時に「JAPAN」の「J」でもあります。
和瓦のような黒鉛色のボディー、直線的でありながら柔らかな弧を描いて収まるプロポーション、シンプルで潔いデザインなど、不思議と日本的な雰囲気を持っているストーブとして映るのです。
もちろん燃焼の素晴らしさも折り紙付きです。
ゴロンとした特大の薪を投入して、大きな窓に揺らぐ、とびきりスローで美しい二次燃焼を見ていると…
まさに現代に蘇った囲炉裏でしょうか、これ。
クラシックラインの薪ストーブそれぞれが皆、日本の古民家にすごくマッチすると思いますが、

囲炉裏の現代版として、その役割を引き継ぐ存在感ある機種といったら、それは、
『 YES! ドブレ・ ジャンボ!! 』…… 勝手に名付けてごめんなさい。
【後記】
拙宅に薪ストーブ導入前、私が使っていた石油ストーブ「アラジンひょっとこカスタム」…、
懐かしくて暖かい炎への憧れがあったのです。どうしても火が燃やしたかったのかな(笑)

〈 石 村 まなぶ 〉
なにより、古民家や日本の懐かしい情景、温かみのある営みそのものが好きなのです、とても。

子供の頃から、古い建築や民具、古道具などを見に行ったり、興味は尽きません。

古民家には日本古来からのファイヤープレイスである、囲炉裏があります。
この囲炉裏に代わって、薪ストーブが入り、もう一度本物の火を招き入れようとするのですから、
それはもう、わくわくせずには居られません。

築150年の農家、薪ストーブの導入は、今は亡きお母様の発意を受け継いでの施主様のご希望でした。
床を張替え、壁を塗り直し、サッシの断熱性を高めたシンプルな改修工事。
ご相談から10ヶ月を経て熟慮の末、選定された一台が、DOVRE760CBでした。

150年前の当時、竹とワラ縄で造った下地(竹小舞)に地元の泥を下塗りし、漆喰で仕上げた壁に、開口を作る。
輪郭の切り込みに沿って手作業で壁を掻き出す。
大胆かつ慎重に…、緊張感いっぱいの瞬間。


柱と柱の間隔は四尺(約120cm)。
耐食性のある栗材を耳付き板のまま柱間に渡して、煙突を支えるサポート金物の固定下地とする。
パッと見、元からあった梁のようです。建物のイメージを壊さないよう配慮する感覚は自然と沸くものです。
炉壁にはALC板を埋め込み、廻りの壁と同じく漆喰塗り。「和・素朴」を意識した計画です。

この横幅800mm弱にもなるドブレの最大機種、私は親しみを込めて、「ジャンボ」と呼んでいます。
敬愛するジョン・レノンが自身のギターを「ジャンボ」と呼んでいたことに因んでいます。
わたしの言う「ドブレ・ジャンボ(760CB)」ですが、
「JUMBO」の「J」は、時に「JAPAN」の「J」でもあります。
和瓦のような黒鉛色のボディー、直線的でありながら柔らかな弧を描いて収まるプロポーション、シンプルで潔いデザインなど、不思議と日本的な雰囲気を持っているストーブとして映るのです。
もちろん燃焼の素晴らしさも折り紙付きです。
ゴロンとした特大の薪を投入して、大きな窓に揺らぐ、とびきりスローで美しい二次燃焼を見ていると…
まさに現代に蘇った囲炉裏でしょうか、これ。
クラシックラインの薪ストーブそれぞれが皆、日本の古民家にすごくマッチすると思いますが、

囲炉裏の現代版として、その役割を引き継ぐ存在感ある機種といったら、それは、
『 YES! ドブレ・ ジャンボ!! 』…… 勝手に名付けてごめんなさい。
【後記】
拙宅に薪ストーブ導入前、私が使っていた石油ストーブ「アラジンひょっとこカスタム」…、
懐かしくて暖かい炎への憧れがあったのです。どうしても火が燃やしたかったのかな(笑)

〈 石 村 まなぶ 〉
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2013.08.05 | 火男(ひょっとこ)日誌 | トラックバック(0) | コメント(0) |