太田市のK様邸に、BⅡソファの2Pサイズをお届けしました。

ブラックウォールナットのフレームに、濃いブラウンの張り地をお選びいただきました。
コットンとリネンが約6:4の割合で入っている布地で、肌触りが良いだけでなく、
張り感がしっかりとしているイタリア製の高級ファブリックです!
K様は、もともとリビングのサイドボードが置いてあった場所にソファを置きたいと
考えられ、少しコンパクトなサイズのものをお探しでした。
高速道路を使っても1時間くらいかかる太田市から、K様が当ショップを
訪れていただいたのは、以前掲載した広告がきっかけでした。
まずはお電話で、商品のサイズ展開などを質問いただいたのですが、
K様がお手元に置いてくださっていたのは、月刊「raifu」という地元情報誌の
4月号だったのです。
今回K様にお求めいただいた 【 オーセンティシティ BⅡソファ 】 を、
私たちが自信を持ってお勧めしている理由を説明させていただいた内容の
ページだったのですが、月刊誌なので、どんどん新しい号が発刊されるなか、
雑誌発売から半年以上経った時期にお問い合わせをいただけるなんて、
こんなに嬉しいことはありません
悩んで文章を考えた甲斐がありました (感涙)
その広告は、こちら



大々的な広告を出していないアーテリアですが、最近は、K様のように太田市など
東毛方面の方や、沼田市などの北毛方面の方、本庄市周辺の埼玉北部のお客様も
増えてきました。
30年以上地道にやってきた成果でしょうか。(遅すぎですね・・・
)
アーテリアが現在のように家具を扱うインテリアショップ形態になってから、
まだ15年くらいですが、薪ストーブやシステムキッチンについては、群馬県内の
先駆け的な立場で、高崎支店を設立した35年前近くから扱っております。
なので、薪ストーブやシステムキッチン ( ヤマハやポーゲンポール ) のお客様は、
群馬県内全域および周辺地域にまでいらっしゃるのですが、家具に関しては、
薪ストーブのように取り扱い店が少ないということもないので、高崎市・前橋市の
お客様が中心でした。
この約15年の間に、取り扱う家具のメーカーやブランドも変化してきました。
それは時代の流れも多少は影響していますが、私たちの意志が大部分を占めています。
家具は元々ながく使える道具であるのに、いつの間にか使い捨ての道具のひとつのように
扱われてしまっている風潮を感じませんか?
弊社で今まで施工してきた薪ストーブやキッチンは、長年使っていただいている
お客さまからの問い合わせがあります。
お電話をいただいてお聞きすると、「20年前に設置しました」とか「25年前に新築した時に
入れたものです」などというお話は珍しくありません。
そんなお話を聞くと、家と共に大切に使っていただいているのだなぁととても有難く思います。
それに比べ、家具の耐久年数が短いように感じ始めた頃、『 アーテリアで扱うべき家具 』 に
ついて徐々に見直しを検討するようになったように思います。
家具を扱い始めた頃は、どちらかというとデザインが目を引くような商品を得意とし、
イタリア製のものなどを中心にお勧めしておりました。
今でも、その頃の商品も素敵だったと思うのですが、それらの商品が、お売りしてから
数年で修理依頼をいただくことが多くなり、製品としての耐久性の面で心配になりました。
その家具も決して安価な物ではなく、高級家具の部類に入る価格だったため余計に
不安が募っていきました。
もちろん修理やパーツの交換などでその都度対応はさせていただいていますが、
せっかく買っていただいたものが、想像以上に早く不具合が出てしまうというのは、
物を売る側として大変申し訳ないことだと考えています。
良いものを売るのは、ものを売る者としては当たり前の話だと思われるでしょうが、
自動車や電化製品のように世界に誇る技術を持っている日本において、
家具業界・インテリア業界のレベルは、世界に比べてかなりの遅れをとっているようです。
「そりゃ、高いお金を出せば良いものが買えるだろう」と思われるかも知れませんが、
価格に見合った品質を備えていないものがあることも事実です。
また、家具に耐久性は必要ないとして、価格の安さだけを追及しているメーカーも
あります。
これは、本当に悲しいことです。
長年使い続けるに値するつくりと材料を求めれば、椅子1脚にしてもそれなりの
金額になるわけですが、中国など人件費の安いところで大量生産した品物と比べて、
ながく使えるその椅子は、その価格だけをみて「高い」という評価をされて
しまいます。
北欧のデンマーク、スウェーデンなどは、よく 『豊かな国、住みやすい国』 と言われ
ますが、決して所得水準が高いわけではありません。
子どもの保育・教育費、年をとった時の生活費のために高い税金をおさめているわけで、
国の制度がしっかりしているために個人が貯えなくても良いかわりに、日常生活であまり
派手な生活はできません。
北欧には、有名な家具のデザイナーがたくさんいます。
彼らの椅子を買うには、10万円前後から100万円では足りないものまでありますが、
デンマークやスウェーデンの人たちは、「この椅子にはその価値がある」、
「良いものは長く使える」という風に、家具に対する価値を認め、評価しているので、
収入から見たら高い割合を占める金額だとしても、何十年も使えると考えたら
決して無駄遣いではないと捉え、自分たちで磨いたり、オイルを塗り直したりしながら、
家族で大切に家具を使い続けて行くそうです。
今、アーテリアでお勧めしているソファやギャッベ(手織り絨毯)なども、
つくりがしっかりしていて、メンテナンスしながらながく使っていただけるものです。
つくりがしっかりしているだけでなく、必要な部分はクリーニングができたり、
簡単にパーツが交換できたりするように考えて作られているかも、ながく使うためには
重要な要素です。
お客様に良いものをご紹介したいという想いで、日々仕事をしていると、不思議と
良い出会いが待っているものですね。
今でも試行錯誤の毎日ですが、自信を持って勧められる商品・安心して売れる商品を
作っているメーカーに出会えたり、そういった工場を紹介していただいたりと
ゆっくりですが確実にプラスの連鎖が広がっています。
そしてこれからも、お客様のお役にたてる店になれるよう努力をして参ります。
(ogawa)

ブラックウォールナットのフレームに、濃いブラウンの張り地をお選びいただきました。
コットンとリネンが約6:4の割合で入っている布地で、肌触りが良いだけでなく、
張り感がしっかりとしているイタリア製の高級ファブリックです!
K様は、もともとリビングのサイドボードが置いてあった場所にソファを置きたいと
考えられ、少しコンパクトなサイズのものをお探しでした。
高速道路を使っても1時間くらいかかる太田市から、K様が当ショップを
訪れていただいたのは、以前掲載した広告がきっかけでした。
まずはお電話で、商品のサイズ展開などを質問いただいたのですが、
K様がお手元に置いてくださっていたのは、月刊「raifu」という地元情報誌の
4月号だったのです。
今回K様にお求めいただいた 【 オーセンティシティ BⅡソファ 】 を、
私たちが自信を持ってお勧めしている理由を説明させていただいた内容の
ページだったのですが、月刊誌なので、どんどん新しい号が発刊されるなか、
雑誌発売から半年以上経った時期にお問い合わせをいただけるなんて、
こんなに嬉しいことはありません

悩んで文章を考えた甲斐がありました (感涙)
その広告は、こちら




大々的な広告を出していないアーテリアですが、最近は、K様のように太田市など
東毛方面の方や、沼田市などの北毛方面の方、本庄市周辺の埼玉北部のお客様も
増えてきました。
30年以上地道にやってきた成果でしょうか。(遅すぎですね・・・

アーテリアが現在のように家具を扱うインテリアショップ形態になってから、
まだ15年くらいですが、薪ストーブやシステムキッチンについては、群馬県内の
先駆け的な立場で、高崎支店を設立した35年前近くから扱っております。
なので、薪ストーブやシステムキッチン ( ヤマハやポーゲンポール ) のお客様は、
群馬県内全域および周辺地域にまでいらっしゃるのですが、家具に関しては、
薪ストーブのように取り扱い店が少ないということもないので、高崎市・前橋市の
お客様が中心でした。
この約15年の間に、取り扱う家具のメーカーやブランドも変化してきました。
それは時代の流れも多少は影響していますが、私たちの意志が大部分を占めています。
家具は元々ながく使える道具であるのに、いつの間にか使い捨ての道具のひとつのように
扱われてしまっている風潮を感じませんか?
弊社で今まで施工してきた薪ストーブやキッチンは、長年使っていただいている
お客さまからの問い合わせがあります。
お電話をいただいてお聞きすると、「20年前に設置しました」とか「25年前に新築した時に
入れたものです」などというお話は珍しくありません。
そんなお話を聞くと、家と共に大切に使っていただいているのだなぁととても有難く思います。
それに比べ、家具の耐久年数が短いように感じ始めた頃、『 アーテリアで扱うべき家具 』 に
ついて徐々に見直しを検討するようになったように思います。
家具を扱い始めた頃は、どちらかというとデザインが目を引くような商品を得意とし、
イタリア製のものなどを中心にお勧めしておりました。
今でも、その頃の商品も素敵だったと思うのですが、それらの商品が、お売りしてから
数年で修理依頼をいただくことが多くなり、製品としての耐久性の面で心配になりました。
その家具も決して安価な物ではなく、高級家具の部類に入る価格だったため余計に
不安が募っていきました。
もちろん修理やパーツの交換などでその都度対応はさせていただいていますが、
せっかく買っていただいたものが、想像以上に早く不具合が出てしまうというのは、
物を売る側として大変申し訳ないことだと考えています。
良いものを売るのは、ものを売る者としては当たり前の話だと思われるでしょうが、
自動車や電化製品のように世界に誇る技術を持っている日本において、
家具業界・インテリア業界のレベルは、世界に比べてかなりの遅れをとっているようです。
「そりゃ、高いお金を出せば良いものが買えるだろう」と思われるかも知れませんが、
価格に見合った品質を備えていないものがあることも事実です。
また、家具に耐久性は必要ないとして、価格の安さだけを追及しているメーカーも
あります。
これは、本当に悲しいことです。
長年使い続けるに値するつくりと材料を求めれば、椅子1脚にしてもそれなりの
金額になるわけですが、中国など人件費の安いところで大量生産した品物と比べて、
ながく使えるその椅子は、その価格だけをみて「高い」という評価をされて
しまいます。
北欧のデンマーク、スウェーデンなどは、よく 『豊かな国、住みやすい国』 と言われ
ますが、決して所得水準が高いわけではありません。
子どもの保育・教育費、年をとった時の生活費のために高い税金をおさめているわけで、
国の制度がしっかりしているために個人が貯えなくても良いかわりに、日常生活であまり
派手な生活はできません。
北欧には、有名な家具のデザイナーがたくさんいます。
彼らの椅子を買うには、10万円前後から100万円では足りないものまでありますが、
デンマークやスウェーデンの人たちは、「この椅子にはその価値がある」、
「良いものは長く使える」という風に、家具に対する価値を認め、評価しているので、
収入から見たら高い割合を占める金額だとしても、何十年も使えると考えたら
決して無駄遣いではないと捉え、自分たちで磨いたり、オイルを塗り直したりしながら、
家族で大切に家具を使い続けて行くそうです。
今、アーテリアでお勧めしているソファやギャッベ(手織り絨毯)なども、
つくりがしっかりしていて、メンテナンスしながらながく使っていただけるものです。
つくりがしっかりしているだけでなく、必要な部分はクリーニングができたり、
簡単にパーツが交換できたりするように考えて作られているかも、ながく使うためには
重要な要素です。
お客様に良いものをご紹介したいという想いで、日々仕事をしていると、不思議と
良い出会いが待っているものですね。
今でも試行錯誤の毎日ですが、自信を持って勧められる商品・安心して売れる商品を
作っているメーカーに出会えたり、そういった工場を紹介していただいたりと
ゆっくりですが確実にプラスの連鎖が広がっています。
そしてこれからも、お客様のお役にたてる店になれるよう努力をして参ります。
(ogawa)
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2010.11.26 | お届け実例 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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